青のまとまり

青い花の集まりが、葉の間で三つほど見えていた。手前の一つは青が濃く、中心に近いところだけが白い。少し離れた花は輪郭がぼやけ、同じ色でも、こちらからの距離によって別のもののように見える。
花を一輪ずつ見ると、色は均一ではない。端が濃く、内側が淡く、光を受けるところでは白に近づく。しかし集まって咲いていると、細かな違いは一つの青へまとまる。遠くから見ているときには同じに見えたものが、近くへ寄ると何十もの小さな面を持っている。全体の色は、違いを消したものではなく、違いが近づいて作る一つの見え方なのだと思う。
風が通ると、手前の葉が花の一部を隠した。色が減ったように見えても、葉の濃い緑があるから青は前へ出る。何かを目立たせるためには、周りをすべて明るくする必要はない。隣にある別の色が、中心にしたいものの深さを決めてくれる。
少し離れると、三つの花はまた同じ青に戻った。近くで見た小さな違いを知っていると、そのまとまりは前より厚く見えた。